ホワイトニングについて
- Seiki Mikasaki
- 2023年4月23日
- 読了時間: 3分
ホワイトニング照射器を取り入れました。FEEDホワイトニング照射器はクリニック内で行うホワイトニングの際に照射することでホワイトニング作用を促進し、時間短縮にもなります。FEEDホワイトニング照射器は波長が
紫 380-400nm
青 460-490nm
赤 620-640nmと3種類あり、様々なホワイトニング薬剤に対応できます。今回はオパールエッセンスBOOSTを使用しました。本薬剤は過酸化水素35%(混合前の過酸化水素濃度)と高濃度で、歯科クリニックのみで扱える薬剤です。20%以上の水分量を含むためエナメル質という歯の表面部分の脱水を防ぎ、知覚過敏が発生しにくくなっています。

当院では院内で行うオフィスホワイトニングと、おうちで行うホームホワイトニング、両方組み合わせたデュアルホワイトニングを行っています。
下の写真はオフィスホワイトニング後の写真です。左側が実施前で、右側が実施後です。
前 後

この後更に白くするためにホームホワイトニングも実施していただいています。
今回はそのデュアルホワイトニング法について掲載します。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングは、どちらかだけ行う方法よりもより白い歯と明るさを目指せる方法です。
オフィスホワイトニングは、クリニックで歯科医師の管理の下で専門の歯科衛生士が行うホワイトニングで、ホワイトニング効果を短時間で出せる方法です. 使用されている高濃度の過酸化水素は、特殊な波長の光の照射を行うことで活性化し、フリーラジカルとよばれるものを生成します。フリーラジカルは、歯の汚れの原因となる着色分子を分解します。 この化学反応により、ホワイトニング効果が得られます.
フリーラジカルは、エナメル質と呼ばれる歯の表面を守る構造を一時的に弱らせ知覚過敏が生じます。その後エナメル質は再石灰化し、強度と耐久性が戻りますが、当院ではエナメル質知覚過敏を防止するため、ホワイトニング後に中性のフッ素コーティングや、知覚過敏抑制効果のある研磨剤で研磨します。
ですがステインが多い食事を好まれる方や全身疾患による重度の着色の方などは、オフィスホワイトニングだけでは、希望するレベルの白さが得られない場合があります。 そこでホームホワイトニングも組み合わせた方法が有効です。ホームホワイトニングでは個々の方にあったマウスピースをオーダーメイド作成し、低濃度のホワイトニングジェルを一日2時間、2週間以上使用することで、より知覚過敏を起こしにくくで長期的な効果を得られるホワイトニングを可能にします。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を組み合わせることで、両方の長所を活かすことができます。 オフィスでの治療では、短期間ですぐに白さを得ることができますが、後戻りはホームホワイトニングよりも早いとされています。ホームホワイトニングは、期間はかかりますが、時間をかけてホワイトニングを継続し、後戻りはしにくくオフィスホワイトニングでで得られた白さを維持するのに役立ちます.
デメリットとしてはオフィスホワイトニングのみよりも、ホームホワイトニングを組み合わせるとその分費用が高くなります。重度の着色や知覚過敏の方は適していない場合もあります。 また食事制限も可能な限り行って頂く必要があります。
料金
オフィスホワイトニング 33000円
ホームホワイトニング 16500円
デュアルホワイトニング 49500円
ホームホワイトニングジェル 追加の場合1本 2200円
となります。
ホワイトニングについての御相談は無料で受け付けています。お気軽にご連絡ください。

ホワイトニング照射器

ホワイトニング実施中
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