知覚過敏症について
- Seiki Mikasaki
- 2023年11月22日
- 読了時間: 2分
知覚過敏症状について説明します。
30才以上で3人に1人が歯周病です。
歯周病の為、歯茎が痩せたり下がってしまい、むき出しの歯の根元が知覚過敏を起こすことがあります。
40~49才をピークとして、
歯の間にものつまる
歯の変色
口臭
しみる.違和感が生じる
等の症状が起こります。
背景としては歯肉の退縮による根面露出、咬耗・摩耗などが考えられます。
酸蝕症
ストレス
ホワイトニング治療による痛み
等が考えられます。
また80歳以上で20本以上歯が残っている方の2人に1人は
痛みによるQOL低下
口腔のセルフケアが疎かになる
等の問題が生じています。
それに対し、知覚過敏症に対する改善効果がある歯磨剤などの選び方のご紹介をします。
日本で知覚過敏に有効な主な成分は硝酸カリウムを乳酸アルミニウムの2つです。
〇日本で使用可能な主な象質知覚過敏抑制成分の特徴
硝酸カリウム
神経細胞の周回にカリウムを増やし
神経の活動電位を抑えることで効果得る。神経を鈍麻させる効果
乳酸アルミニウム
象牙細管を物理的に封鎖し刺激をブロックすることで効果得る。物理的封鎖作用
フッ化物
歯質の強化等です。
これらの成分が含まれる歯磨剤などをお勧めします。

症状に合わせて知覚過敏の改善効果がある歯磨剤をお勧めしたり、知覚過敏効果のある薬剤を塗布します。お気軽にご相談ください。
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