口腔機能低下症
- Seiki Mikasaki
- 2024年6月12日
- 読了時間: 2分
口腔機能低下症👄~高齢期のサポートにおける歯科の役割~
高齢化社会が進む中、口腔機能の低下が健康や生活の質に大きな影響を与えています。
口腔機能低下症とは、加齢や疾患により、咬合力や発音、嚥下などの口腔機能が低下した状態を言います
オーラルフレイル
オーラルフレイルとは、歯や口の機能が衰えた状態の事です。
身体的機能や認知機能が低下し、日常生活に何らかの支障をきたしている状態。
オーラルフレイルは、肺炎や誤嚥性肺炎などの重篤な健康問題のリスクを高めます💦
オーラルフレイルかどうかをチェックするには、以下の7つの項目を評価します。
* 咬合力の低下
* 咀嚼機能の低下
* 発音の障害
* 嚥下の障害
* 口腔乾燥
* 味覚障害
* 歯の本数の減少
3つ以上の項目に該当する場合は、オーラルフレイルの可能性があります
オーラルフレイル対策の重要性
全身の健康状態にも影響します。フレイルが進行すると、日常生活動作(ADL)や基本動作(IADL)が低下し、要介護状態になるリスクが高まります。そのため、オーラルフレイルを予防・改善することが、健康寿命の延伸に不可欠なのです
歯科の役割
定期検診や口腔ケアを通じて、口腔機能の低下を早期に発見し、適切な治療や指導を行います(^-^)
舌圧測定など自分の舌圧がどのくらいなのか知っておくのもいいかもしれません
最近よくむせたりするな~なんて思う方まだ若いから大丈夫なんて思っていませんか
舌圧測定はすぐ終わります(^-^)一度やってみるのをお勧めします
オーラルフレイル対策における歯科の取り組み
* 口腔機能の評価と管理
* 咬合力の改善
* 咀嚼機能の向上
* 発音の改善
* 嚥下の改善
* 口腔乾燥の対策
* 味覚障害の改善
* 歯の本数の維持
オーラルフレイル対策のための患者への指導
* 口腔ケアの重要性
* 食習慣の改善
* 定期的な運動
* 禁煙
* ストレスマネジメント
口腔機能低下症は、高齢者にとって深刻な問題です。オーラルフレイルは、全身の健康状態にも悪影響を及ぼします。
定期的な口腔ケアと適切な指導により、口腔機能の低下を予防・改善し、健康寿命の延伸をしていきましょう
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